講談社ブルーバックス「基準値のからくり」
〜安全はこうして数字になった〜
いよいよ発売開始となりました。
すでに買って頂いた方、ありがとうございます。
おかげ様で好調な滑り出しのようです。
感想などいただけると大変うれしく思います。
ところで、電子版については現在作成中です。
まだ発売時期はわかりませんが、とにかく出ます。
電子版をご希望の方はしばらくお待ちください。
ところで、ブルーバックスシリーズには、
シリーズ各本の前書きだけを集めた
「前書き図書館」
というものがあります。
前書きって本編とは別に
著者の「本に込めた想い」が覗けて面白いですよね。
「基準値のからくり」についても、
ここで前書きを読むことができます。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39614
他のブルーバックスの前書きも読んで頂くとわかるのですが、
「基準値のからくり」の前書きはすごく長いです。。。
「ちょっと長い前書き」
というタイトルが付いてしまったくらいです。
じつはここで、飲酒はなぜ20歳から?
がネタバレしています。
これ以外にもいろんな面白いネタがありますので、
これで興味をもたれた方はぜひ本編も読んでみてください。
飲酒の話がネタバレしたので、
もう一つくらいネタを投下します。
昨年からニュースでもたびたび登場するPM2.5、
日本の大気環境基準は15μg/m3と決まっています。
当時の専門委員会の議論では、
疫学研究の結果からこの15という数字は緩すぎる
として反対意見があり、
その行方が注目されました。
ところが、その基準値の決着は驚くべき意外な形で訪れたのです。
知ればきっと驚くはずです。
本当に事実は小説より奇なりです。