2012年05月28日

日本語論文の公開


論文へのリンクを整理していたら、
日本語の論文はもうほとんどがJ-STAGEなどで公開されており、
時代の変化を感じました。

ここで、自分の論文の公開されているリストを挙げてみることにします。
日本語論文はDOIがついてないことが多いですが、
J-STAGEでは、JOIなる日本独自(?)のDOIみたいなもの(?)がついているようです。
http://japanlinkcenter.org/
のあとに、JOIを貼り付けるとリンクになるようです。

このように無料で公開されるとなると
日本語で書くメリットもまた増えてくるかなと思います。
ただ、やっぱり原著は英語で、総説は日本語で書きたいものです。
でもって今年も日本語総説書きたいです。

去年金属スペシエーションで書けたのはとても良いチャンスでした。
今後、SSD関連とか、藻類の毒性試験関係とかで書いてみたいです。


以下論文公開リスト
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【総説論文】
永井孝志 (2011)
化学物質のリスク評価と意思決定のギャップを埋める:農薬登録の意思決定
日本リスク研究学会誌, 21(2), 73-82
http://japanlinkcenter.org/JST.JSTAGE/sraj/21.73

水口 亜樹、永井 孝志、浅井 元朗、池田 浩明 (2011)
農業に由来する生態リスクの統合的評価に向けて:農薬・遺伝子組換え作物・雑草防除の生態リスク評価から全体のつながりを意識する
日本生態学会誌, 61(2), 133-153
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008686971


【原著論文】
永井孝志,稲生圭哉,横山淳史,岩船敬,堀尾剛 (2011)
11種の水稲用除草剤の確率論的生態リスク評価
日本リスク研究学会誌, 20(4), 279-291
http://japanlinkcenter.org/JST.JSTAGE/sraj/20.279

永井孝志, 恒見清孝, 東海明宏 (2009)
大気拡散モデルによる大気中アンチモンの曝露解析
環境科学会誌, 22(2), 61-72
http://japanlinkcenter.org/JST.Journalarchive/sesj1988/22.61

永井孝志、稲生圭哉、堀尾剛 (2008)
不確実性を考慮した農薬の確率論的生態リスク評価:水稲用除草剤シメトリンのケーススタディー
日本農薬学会誌, 33(4), 393-402
http://ci.nii.ac.jp/Detail/detail.do?LOCALID=ART0008900633&lang=ja

永井孝志, 恒見清孝, 川本朱美 (2007)
河川水中における重金属類のスペシエーション:Diffusive Gradients in Thin-films法による分析と化学平衡モデルによる推定
陸水学雑誌, 68(3), 391-401
http://dx.doi.org/10.3739/rikusui.68.391
posted by shimana7 at 10:16| 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする