2009年08月09日

研究者が情報発信する意味とは?


私は実名を出してwebページを作成し、
近況報告としてこのブログを作っています。


最初にこのようなものを作った目的は言うまでも無く

「自分の宣伝」

だったのですが、
もういちど研究者が実名を出してwebで情報発信する
意味を考えてみたいと思います。


webページを作ったとき、
ポスドクの立場にあり、とにかく仕事がありませんでした。
とにかく名前を売らなきゃいかんだろう、
ということで、履歴と業績リストがわかるように
ページを作りました。
とにかく手段を選んでいる場合ではありませんでした。


その後、テニュアトラックだが正規の職を得て
切羽詰ったものは無くなったかもしれません。


では、なぜいまだにwebページの公開とブログをやっているのか、
考えてみると、
以下の5つくらいが当てはまるかな、と思いました:

1.元気でやってますよ、という近況報告
2.相変わらず宣伝
3.自分のためのメモ(あの時こう考えてた、とか)
4.社会的責任・使命
5.ウェブコミュニケーション的興味


1〜3まではまあ説明不要ですね。

4.の社会的責任・使命については、
私の場合、研究のための研究ではなく、
環境問題の分野の中でいかに科学的な意思決定につなげられるか、
ということを常に意識して研究していますので、
そのような科学の実社会への還元という責任・使命の
うちの一つが情報発信である、
と考えていることから来ています。


ところで、
研究者というは組織の中の人間としては個人が前面に出やすい
職業だと思います。

例えばトヨタがプリウスを開発した、といっても
「誰が」というのはほとんど表に出てきません。
宣伝するのは広報担当の人間であり、実際の開発を担った
技術者はそのような宣伝の仕事をすることは無いでしょう。

これが、大学や国の研究機関であれば
「誰が」は必須ですし、
研究者自らが記者会見に臨むことも多いでしょう。

つまり、組織にいながら個人そのものを売りにする
「パーソナルブランディング」
が効果的である、と考えています。

ブランディングツールとしてのwebは
自らが手を出せるものとしては
手軽だし、効果も大きいのではないでしょうか。


こんなところから、
今は情報発信そのものに興味が出てきた、
といいますか
情報発信の可能性、みたいなものを
試している、といったほうが良いかもしれません。

これが、5.のウェブコミュニケーション的興味
の部分です。

これは、またの機会に詳しく書いてみたいです。


posted by shimana7 at 21:25| 情報発信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする